プレゼン資料作成おすすめ本5選 | 見やすい資料作りのコツや伝わるデザインの入門書

2019年3月15日

プレゼン資料作成おすすめ本


プレゼン資料のデザイン

昨今では, 社内・社外でのプレゼンや学会発表・卒論発表会などプレゼンテーションの能力が問われる場面は多くあります.
これらのプレゼンテーションはPowerPointでの資料と口頭での説明を併用したものが主流になっています.

私は中学生の時に授業で初めてPowerPointを習いました. それ以降高校の授業でもPowerPointを習いましたが, 内容としてはどちらもソフトの機能の使い方を習っただけで, どのようにレイアウトすれば見やすい資料になるかということやデザインなどについてはほとんど独学でした.

大学や大学院では教授や先輩方に発表資料の体裁について数多く有益なアドバイスを頂くこともできましたが, 必ずしもそういった環境があるとは限りません.

最近では従来からあるPowerPointの使い方自体の書籍とは別に,
PowerPointのスライドのデザインに着目した書籍も多く出版されるようになってきました.

プレゼンの内容を分かりやすく伝えるためには, 内容が複雑であればあるほど使う資料の出来栄えが重要になってきます.
資料の表現の仕方によって本来伝えたかったメッセージがうまく伝わる場合もあれば伝わらない場合もあります.
聴く側がどこに着目すればよいのかわからないといった場合もよく見受けられます.
このような資料は本に書いてあるルールに則ってPowerPointのスライドを作るだけで大幅に改善させることが可能です.

本に書いてあるノウハウを実践することで, あなたのプレゼン資料を非常に分かりやすく,
洗練されたものにできるポテンシャルを持ったおすすめ本5冊を紹介します.
それぞれの本でメインターゲット層やテイストが若干異なるので自分に合った1冊を読み込んで是非実践してみてください.

 

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プレゼン資料作成おすすめ本5選

【伝わるデザインの基本 良い資料を作るためのレイアウトのルール】

非デザイナー向けのデザインについて書いてある非常に分かりやすい本です.
ポスターのレイアウトやデザインも載っているので特に学会でポスターセッションがある大学生・大学院生にお薦めします.
元々PowerPointの資料作成がある程度出来てデザイン面でワンランクアップさせたいという方には非常にお薦めな1冊です.

 

【見やすい資料の一生使えるデザイン入門】

見やすいPowerPoint作成のルールが分かりやすく説明された本です.
資料作成があまり得意じゃない人でもこのルールに従って資料を作るだけで見やすい資料を作成することができます.
悪いスライドの例と良い例でポイントを押さえてとても分かりやすく解説されているため,
実際にどうやって実践すれば良いかということの分かりやすさは今回紹介する5冊の中ではトップクラスです.
資料のデザインの入門書としてお薦めしたい1冊です.

 

【外資系コンサルのスライド作成術-図解表現23のテクニック】

この本は特に資料作成の多いビジネスパーソンにお薦めしたい本です.
スライド作成の基本からグラフでの数値の可視化の仕方,
チャートの作り方など見せ方・まとめ方についても言及されている良書です.
ケースごとに分かりやすく説明されており, スライド作成を体系的に学びたい人に非常にお薦めです.

 

この本はタイトル通り社内向けの資料作成の多いビジネスパーソンにお薦めしたい1冊です.
社内プレゼンで上司や経営者の説得をする際に,
シンプル&ロジカルに説明するための資料作りのノウハウやコツが沢山書かれています.経営者からの1発OKこれらが実例を交えて非常に分かりやすく実践的に説明してあり,
社内向けのプレゼン資料作成の考え方として特に参考になります.

 

【学生・研究者のための使えるPowerPointスライドデザイン】

この本も良い例と悪い例の対比で分かりやすくデザインについて解説しています.
修士課程や博士課程などアカデミックなプレゼンに向いている1冊です. 大学生・大学院生に是非お薦めします.
BEFOREからAFTERまでの改善の過程も書いてあり, 実際に真似して実践しやすいものでとても分かりやすいです.
学生以外の方も一読の価値がある1冊です.

良いプレゼンテーション資料が準備できていればプレゼンそのものにも自信を持って臨むことができます.
上記の5つのプレゼン資料作成のノウハウを書いた本には真似するだけでプレゼン資料をより洗練されたものにし得るテクニックも載っているので是非ご覧になっていただければと思います.